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2015/04/19

ルイス・ハミルトン、新品ソフトタイヤで4戦連続ポールポジション獲得: バーレーンでは初のポール (ピレリ)

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorsport
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2015 バーレーングランプリ 予選
・決勝は2ストップが主流 予選トップ10中、フェラーリ、メルセデスの両ドライバーとトロ・ロッソのカルロス・サインツが、 新品ソフトタイヤ1セットを決勝用に温存

2015年4月18日、マナーマ
メルセデスのルイス・ハミルトンが、P Zeroイエロー・ソフトタイヤで、バーレーンでは自身初のポールポジションを獲得し、今シーズン開幕からのポール独占を継続しています。今週末用として、P Zeroイエロー・ソフトとP Zeroホワイト・ミディアムが選択されています。

バーレーングランプリ予選は、午後6時の気温26℃、路面温度31℃の中で開始され、セッションの進行とともに温度は下降していきました。明日の同時刻にスタートする決勝も本日と同様です。搭載した燃料の消費と温度の下降によって、決勝中の熱によるデグラデーションは減少しますので、長いスティントや、より多くの戦略が可能になります。

ミディアムとソフト間の性能差がラップあたり2秒だったことから、全ドライバーがQ1通過のためにソフトタイヤを使用しました。Q2でもソフトタイヤのみが使用され、ハミルトンが1回のみのランで、Q2の最速タイムを記録しました。

Q3では、新品ソフトで2回のランを行ったレッドブルのダニエル・リカルド、新品ソフトで1回のみのランを行ったフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグを除く全ドライバーが中古ソフトでセッションを開始しました。ハミルトンは2回のランを行い、新品ソフトによる2回目のランでポールタイムを記録しました。路面コンディションが最適とは言えない中にあって、ハミルトンのタイムは、昨年のポールタイムよりも0.614秒速いものでした。

ピレリジャパン・プレスリリース

フリー走行1回目(FP1)と3回目(FP3)は、午後の高い気温の下で行われたため、各チームの予選に向けての情報量は十分とは言えませんでした。予選中の突風が周辺の砂漠からトラック上に砂を運び、予選の状況をさらに複雑なものにしました。

FP3では、ハミルトンがフェラーリのセバスチャン・ベッテルをわずか0.07秒差で抑え、ソフトタイヤで最速タイムを記録しました。ベッテルは、予選で2番グリッドを獲得しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「予選中のミディアムとソフト間の性能差から見て、ソフトタイヤが明日の決勝のメインタイヤとなるでしょう。メルセデスとフェラーリが、多くの可能性を開く決勝中の長いスティントで、ソフトタイヤをどのように使いこなすのか興味深いところです」

ピレリの戦略予測:

57周で争われるバーレーングランプリ決勝での戦略は、中国(バーレーンと同じミディアムとソフトの組み合わせ)と同様で、理論上は3ストップが最速ながらも、2ストップが実際には主流となりそうです。2ストッパーと3ストッパーの計算上の差は、レースタイムでわずか0.6秒ですが、実際にはトラフィックへの対処を考慮すると2ストッパーが最速となる可能性があります。

最速の2ストップ戦略:
ソフトでスタート、19周でソフトへ、38周でミディアムへ交換。

最速の3ストップ戦略:
ソフトでスタート、15周でソフトへ、35周でソフトへ、46周でミディアムへ交換。

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