アロンソ(マクラーレン)、「後悔は11月でいい」
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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昨年まで在籍したフェラーリで移籍したばかりのベッテルが2戦目で早くも優勝を遂げたのに対し、マシントラブルによりリタイヤという結果を携えて上海に現れたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)に、さっそくメディアから辛辣な質問が浴びせ掛けられた。
それは、長年尽くした末結果が出ずに去った古巣フェラーリがいきなり復活の戦闘力をみせていることについて移籍を後悔していないか、というもの。
しかしこれについてアロンソは次のように語っている。
「まだシーズンは始まったばかり。後悔なんてしている筈がない。
ただ、君たちがそういう質問をするには今がベストなタイミングだとは思うけどね。
間違いなく僕はフェラーリでタイトルを獲得するべく全力を尽くしてきたよ。
在籍した5年間のうち、3年はランキング2位だった。
でももうそれ以上はご免だと思ったんだ。
今は後悔などしていないけれど、もしもベッテルが今年タイトルを獲得するようなことがあればわからないな。
その答はそう、11月になってみないとね」
散々努力した結果が出ず、チームを離れた途端にその成果が表れる、というのはF1に限らずこの世界では昔から繰り返されてきたところである。
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