ホンダ首脳、それでも「準備はできている」
新井康久(ホンダ)(C)Honda Racing
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ヘレスとバルセロナの両サーキットで、合計121日間に渡って行われたシーズン前テストだったが、トラブルが相次いだマクラーレン・ホンダの走行はトータルでわずか380周に留まった。
最後の4日間だけでもメルセデス・エンジン搭載チームが計1,500ラップ近くを走破したのに比べ、ホンダの200周足らずというのはいかにも心許ない数字。
しかしそれでもホンダF1のプロジェクト総責任者である新井康久氏/専務執行役員は、「開幕戦への準備は整っている」と、強調した。
「周辺のトラブルはあったものの、われわれのパワーユニットは基本的にすべてうまく機能している。
いくつかのハードウェアやソフトウェアについてもすでに修正を施したし、システムの構成には元々自信がある。
ただ1年前にスタートした他の陣営に比べればわれわれにはハンディキャップがあり、それがどの程度のものかはシーズンが始まってみないとわからない。
いまはただ開幕を楽しみにしているということ」
しかしテスト期間中、一度もレース・ディスタンスを走破していないのは気掛かりだ。
また心配されるアロンソの開幕戦欠場については「チームが判断すること」として直接触れることはなかった。
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