メルセデス、「カスタマー供給も差はない」
Andy Cowell (C)Mercedes Motorsport
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今季開幕戦オーストラリアGP終了後、同じメルセデス製のパワーユニットを搭載するウィリアムズ・チームのフェリッペ・マッサから「エンジンの仕様が違う」とのクレームを付けられたメルセデス・モータースポーツだが、さっそくこうした指摘に反論している。
異を唱えたのはメルセデス・モータースポーツで2013年からF1エンジン開発責任者に就いているアンディ・カウエル氏(メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレイン/マネージング・ディレクター)で、「メルセデス陣営は全車同じ仕様のエンジンを搭載している」と、イコール・コンディションであることを強調した。
これはドイツの専門誌『スピード・ウィーク』に語ったもので、「われわれを含めメルセデス陣営は全員が同じエンジンを有している。
なぜなら、そうすることによってドライバーもエンジニアもそしてチームも、同時に学びステップアップしていくことができるからだ。
チームによって異なるエンジンを用意するなど無駄なコストが掛かりすぎるし馬鹿げた労力だ、」と、マッサの言い分を一笑した。
ただ、マッサは「エンジンが同じならメルセデス・ワークスとのスピードの差はマシンということになる。
ウチのマシンがそんなに劣っているというのかな」と、それでも懐疑的。
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