ルノー首脳、「コストに見合わなければ撤退も」
Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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昨シーズンの結果から、今年も本家メルセデスAMGチームを始めにウィリアムズなどメルセデス製のパワーユニットを搭載するチームの活躍が予想されたが、幕を開けてみるとフェラーリ勢の健闘が顕著となった。
開幕戦の結果では、コンストラクターズ・ランキング2位にフェラーリ、3位も同エンジンを搭載するザウバーという結果。
一方、2チームだけになってしまった元チャンピオンのルノー勢は、レッドブルが5位、トロ・ロッソ7位に留まっている。
こうした結果を受け、業を煮やしたルノー本社はトロ・ロッソを買収してルノーのワークスチームにするという噂が流れたが、その後進展している様子はみられないままだ。
これについてマレーシアで聞かれたルノー・スポールのシリル・アビテブール代表は、次のように語っている。
「ルノー本社がいくつかの可能性について検討しているのは事実だろう。
F1は自動車メーカーにとってもチャレンジングなスポーツだが、企業としてコストに見合う価値が見出せるものでなければならなす。
ワークス体制に転じるというのもその一つだが、逆にF1撤退というケースもあり得ない訳ではない」
もし今シーズン中にルノーがホンダの後塵を拝することにでもなれば状況は変化するに違いない。
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