アルヌー氏、アロンソ感電の可能性示唆
Renault 『RS11』&『R25』 (C)Renault F1 UK
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シーズン開幕の3週間も前に起きた「わずかなアクシデント」により、新チームでの重要な初戦を欠場するという驚きのニュースとなったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)だが、これまでのチームの説明に納得していない向きは相変わらず多いようだ。
チームは事故原因について「突風のため」とし、またアロンソの容態については「一時的に脳震盪を起こした」と説明しているが、これに元ルノーの先輩F1ドライバーでもあるルネ・アルヌー氏(66歳)は、次のように否定している。
これはこのほど開幕した『ジュネーブ・モーターショー』の会場で述べたもの。
そこで7回の優勝経験を持つフランスの先駆者は、「アロンソの医師団が開幕戦を欠場するよう勧告したのは正しいことなんだろう。
なぜなら私はアロンソが今回の事故を起こす前に身体的な異常を抱えていたと確信しているからだ。
クラッシュしたのは横方向のもので、これでは彼が背中に受けたというダメージの説明はつかないからね」と、意味深なコメント。
他チームの間では、走行中にパワーユニットから漏電が発生し、これによりアロンソが感電して一瞬意識を失ったという説が有力だ。
なお感電トラブルは1年前に多くのチームがすでに体験したもので、一部ではガレージ内でも発生したと報告されている。
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