迷走ドイツGP、いよいよ開催に赤信号
Hockenheimring (C)Mercedes Motorsports
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今年7月に予定されるドイツGPだが、いよいよその開催に赤信号が灯ったようだ。
本来今年はニュルブルクリンクで開催予定だったドイツGP、しかしその開催が断念され、あとはホッケンハイムでの代替開催にわずかな望みが掛かっていたもの。
しかし同サーキットの責任者は地元紙に「われわれの所で開催する予定はない」と、このほど明言。
このため今年の開催が絶望的になったとみられる。
さらにグランプリの開催に関するF1スポーティングレギュレーションでは、「競技会開催日の3か月前を過ぎてから書面をもってFIAに中止が通告された競技会は、FIAによりそれが不可抗力による中止であったと判断されない限り、翌年の選手権に含まれることは考慮されない」と記されているからだ。
つまり7月20日(日)に予定されるドイツGPの場合、4月中旬までに結論を出せないと今年だけでなく来年のドイツGP開催にまで影響を及ぼしかねない状況に追い込まれる。
マノー・マルシアの参戦問題、ザウバーのドライバー契約問題、さらにドイツGPの開催問題と、この英国人富豪の悩みは尽きることがないようだ。
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