ハースF1、「2016年に向けチーム体制着々」
Haas F1 Logo (C)Haas F1 Team
F1関係者の関心が2015年シーズンの幕開けに集中する中、2016年シーズンからの新規参戦を目指すハースF1チームがその存在を強調している。
同チームはその名の通りアメリカのNASCARチームであるハース・レーシングを率いたジーン・ハース氏がオーナーとなるF1チーム。
今回も運営指令の拠点はアメリカにあるとみられるが、実際の活動はイギリスで、前マルシアF1チームが使用していたバンブリーのファクトリーをベースとする。
活動の核となるチーム・マネージャーはギュンター・シュタイナー氏が就く予定。
ギュンター氏はWRCではフォード&ランチアで成功を収め、2001年にレッドブルの前身ジャガー・チームでマネージング・ディレクターとして加入したが、2003年からは後はDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)オペル・チームのモータースポーツ・ディレクターとして活躍、その後レッドブル・レーシングにスカウトされ創設期を担った。(いかにもドイツ人らしい名前だが本人はイタリア生まれ)
肝心のマシン製作に携わるチーフ・デザイナーには元マクラーレン・チームでデザイナーを経験した前マルシアF1チームのロブ・テイラーが就く。
チーム・マネージャーも同じく前マルシアのデイブ・オニール氏で、こちらはかつてジョーダン・チームに在籍した人間だ。
早くからF1参戦を意思表示したハースF1は、現在着々とその準備を進めている。
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