レッドブルがF1の現状に不満、撤退も示唆
Helmut Marko (C)RedBull Racing
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注目された2015年の開幕戦を終え、早くも今シーズンの勢力図が見えた形となったが、これを受けかつての王者であるレッドブルが姿勢を硬化させている。
これは同グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が明らかにしたもの。
それによれば同氏は次のように訴えているという。
「現在のF1は規則に縛られていて真のコンペティションが成されていない。
それは今回のレース結果を見れば明白なことだ。
われわれは自動車メーカーではないのだから、F1に対して費用対効果を追求する必要がある。
今年の夏にでもそれを評価し、割に合わないということになればオーナー(ディートリッヒ・マテシス氏)がF1から撤退という決断を下しても止むを得ないだろう」と、ボスの意向を慮った。
たった1戦で今年もメルセデスAMG勢が席巻するのが確実になっただけでなく、レッドブルの低迷も明白に。
今回レッドブルではリカルドが早くも2基目のエンジン投入を余儀なくされ、クビアトのほうはトラブルでスタートすらできなかった。
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