マクラーレン、まだ窺う「サスペンション・ブロッカー」
McLaren『MP4-29』(C)McLaren Group
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マクラーレン・チームはメルセデス・エンジン搭載の昨季仕様『MP4-29』でリヤサスペンションに「ブロッカー・システム」と呼ばれる新機構を投入したが、今回のホンダ・エンジン搭載『MP4-30』では採用されていない。
このため今季これを断念したのではないか、とみられていたが、同チームでエンジニアリング・ディレクターを務めるマット・モリス氏は、今シーズン再採用の可能性を否定しなかった。
それによればフレキシブルな対応を可能にするため、まずはオーソドックスなタイプのサスペンションを採用しているものの、今後さまざまな変更に対応できるよう備えているというもの。
ただメルセデスAMGなど他チームからはその効果に疑問を投げ掛ける向きもある。
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