新井康久氏(ホンダ)、「パワーユニット総交換必要」
新井康久(ホンダ)(C)Honda Racing
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バルセロナ合同テスト初日、再びトラブルに見舞われて走行打ち切りを決めたマクラーレン・チームだが、ホンダ側の責任者である新井康久氏は、「問題解決にはパワーユニット全体の交換が必要」と、問題が深刻であることを明かした。
「問題はMGU(Motor Generator Unit:電動機/発電ユニット)のシールに発生した欠陥で、今日の走行を中止にせざるを得なかった。
このまま明日また走っても同じトラブルに見舞われるかも知れない。
欠陥の根本解決にはパワーユニット全体の交換が必要で、問題部分の再設計が必要になる。
このため解決は土曜日まで掛かる見込みだ」と、新井氏。
テストは問題を洗い出すためとはいえ、今の時期に走れないのはチームにとってもドライバーにとっても大きな負担になるのは間違いないところ。
マクラーレン・チーム側も、「ホンダからは多くのサポートを受けているが、昔と違い現代マシンのトラブルは複雑」と、頭を抱えているという。
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