ホンダ、「問題点、全て見直し改善」
新井康久(ホンダ)(C)Honda Racing
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新生マクラーレン・ホンダのデビューはほろ苦いものとなったが、ホンダ側のF1プロジェクトの責任者である新井康久/専務執行役員は、「今回発覚した問題点について、すべてを見直して次回のテストに臨む」と、あらためて改善への意欲を明らかにした。
「初期トラブルを洗い出すのが目的のテストとはいえ、われわれのマシンが多くの困難に見舞われたことは正直に受け止めたい。
われわれは長期スケジュールに則って段階的に改善を進めていて、次回のバルセロナ合同テストまでには問題点をすべて見直してステップアップを図っていく。
もともといまテストしているものがメルボルン(オーストラリアGP)に持ち込む最終のものというものではなく、開発途中であるものも多い。
すべてはメルボルンのグリッドが目標になっているのだから」
ただ残念ながら、遅れて参加を表明したホンダが不利な立場に立たされているのは関係者で共通した見方になっている。
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