混乱のドイツGP、今年開催の目途立たず
2011 Nurburgring (C)Mercedes Motorsports
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かねて多くのF1ドライバーを輩出してきたドイツだが、近年はF1人気に翳りがみえ、最近はホッケンハイムとニュルブルクリンクとの間での交互開催となっている。
順番でいくと今年はニュルブルクリンクの番になるが、主催者は深刻な財政難を訴えていて、そのためおそらくはホッケンハイムの代替開催になるものとみられていた。
ところがニュルブルクリンクの主催者が「FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の要求する開催権料が高騰していてホッケンハイムへの変更もままならない」と訴えていることをスイスの専門誌『モータースポーツ・アクチュエル』誌は伝えている。
開催契約がまとまらなかった場合、最悪今年のドイツGPが不開催という可能性もない訳ではない。
かつてはヨーロッパGPと合わせ1国2グランプリ開催を誇ったF1王国ドイツにも、近年明らかに退潮がみられ始めているようだ。
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