「『SF15-T』はライコネン好み」と、テクニカル・ディレクター
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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2013年シーズン、開幕戦でいきなり勝利するなどロータス・チームで存在感をみせたキミ・ライコネンだったが、フェラーリに移籍した昨季は一転ドライビングに苦しんだ。
これについて同チームの2015年型マシン『SF15-T』を開発したジェームス・アリソン/テクニカル・ディレクターは、「今年のマシンはライコネン好みのものに仕上がっている」との見解を示した。
「われわれはライコネンが昨年苦しんだのは、彼独特のマシン特性にならず、とりわけブレーキングとコーナー入口の進入体勢に問題があったと考えている。
そのため同じマシンをドライブしながらアロンソほどのリザルトが残せなかったのだろう。
しかし今年のマシンはライコネンが実力を発揮するため何が必要かを考えて開発した。
ま今年のピレリタイヤの特性も彼に味方する筈。
もちろん実際にシーズンが始まってみなければほんとうのところはわからないが、私はきっとこのマシンでうまくやってくれると確信しているよ」
2014年のライコネンの獲得ポイントは55(12位)、チームメイトであるアロンソの161ポイント(6位)に大きく後れを取るものだった。
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