新規開催狙うカタール、バーレーンの抵抗に不満も
Qatar MotoGP (C)Honda Racing
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中東アラブ首長国連邦カタールでは新規にF1グランプリ開催を計画しているとされるが、その障害になっているのが同じアラブ首長国連邦バーレーンの抵抗だ。
バーレーンではFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)とのF1開催契約を結ぶのにあたり、「同じ湾岸地域で重複するようなF1を開催しないこと。もし開催する場合にはバーレーンの承認を必要とすること」との「密約」をバーニー・エクレストン氏との間に交わしたというのがその背景にあるという。
カタールではすでにロサイルでの新たな市街地特設コースにおけるF1計画が政府から承認を得ているとされるが、バーレーンの抵抗により進捗をみせていない。
カタールのACN(各国のモータースポーツ権能団体)である「カタール・オートモビル&ツーリング・クラブ」では「中東地域発展のため、早い段階でバーレーンの同意を取り付け2016年には新規開催にこぎ着けたい」と、意欲をみせている。
なおそのカタールではすでにナイトレースとして2輪のカタールGPが定着している。
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