マレーシアGPは決勝スタート時刻前倒しを検討
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昨年の日本GPでのジュール・ビアンキ(マルシア)のアクシデントを受けて発足したFIA(国際自動車連盟)の事故調査委員会は、ナイトレースを除き日没時刻の少なくとも4時間前の決勝レース・スタートを勧告しているが、3月29日(日)に行われる今季第2戦マレーシアGP(セパン・サーキット)がこれを受け入れる方向で検討していることが英『ロイター』の報道でわかった。
現在のタイムスケジュールによれば、マレーシアGPのスタート時刻はこれまで通り16時(午後4時)とされているが、同グランプリではこれまでも東南アジア特有のスコールに見舞われていて、とりわけ2009年にはレースが短縮されて終了した経緯がある。
なお現在の16時スタートの場合、ヨーロッパ主要国では朝7時ということになる。
開幕戦オーストラリアGPではすでにこうしたスタート時刻変更を拒否したとされるが、マレーシアについてはバーニー・エクレストン氏も前向きと伝えられていて実現の可能性は高そうだ。
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