マルシアF1チーム、「最後の抵抗」も復帰参戦は困難か
Marussia Ferrari 『MR03』 (C)Marussia F1 Team
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チームの財政破綻により今シーズンの参戦が危ぶまれているマルシアF1チームだが、今週予定される「最後のオークション」を前に、それでも復活への期待を持ち続けている。
昨季中に行き詰まった同チームはすでに破産管財人の管理下にあるが、債務者への支払いのためこれまで数次に渡ってオークションを行い、わずかな資金を捻出している状況。
そうした中でも現在同チームの責任者であるグレーム・ロードン/前スポーティング・ディレクターは、「オークションによってチームの資材は失われたが、まだF1復帰に不可欠となる重要なものについては売却していない。
なぜならそれがわれわれの最後の財産だからだ。
しかし今週のオークションではそれすらも危うい状況。
もしもこれまで失われてしまえば、われわれが2015年開幕戦のスターティンググリッドにいるのは難しくなるかも知れない……」と、悲観的な声も。
FIA(国際自動車連盟)に提出された2015年のエントリーリストでは、同チームは「マノー」の名前で登録されている。
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