オーストリア放送協会、巨額F1放映権に懐疑的
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現在オーストリアでドイツ語によるF1放送を行っているORF(Osterreichischer Rundfunk:オーストリア放送協会)が、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との間で交わす巨額F1放映権料に懐疑的な見解を示している。
これは同国の通信社『APA』が報じたもので、それによればオーストリア放送協会財務担当重役の言葉として、「放送局としてこれだけ巨額の支払いをするからには、それだけのメリットがなければならない。
しかし実際のところ、果たしてどうなのか。
F1の契約はとても不可解なものだしね。
これは同じドイツ語F1放送局であるRTLテレビも同意見だと思うよ」と、疑問を呈した。
オーストリアはレッドブル・グループの本拠であるが、4年続いた黄金時代から今季は不振。
またエースであるセバスチャン・ベッテル(ドイツ)も1勝すらできないシーズンで、視聴率が大幅に下がったことが想像される。
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