ライコネン(フェラーリ)の不調はドライビング・スタイルのせい
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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2012年のF1復帰後、ロータス・チームでの2年間で2回の勝利を含む実に15回の表彰台獲得、その勢いを駆って古巣フェラーリ・チームに舞い戻って参戦した2014年シーズンだったが、結果は一度の表彰台獲得もなく、手にしたポイントはわずか55ポイント。
これはチームメイトであるアロンソの161ポイントに比べ、三分の一ほどのものに留まった。
これについて様々なメディアから分析がされているが、一様に指摘されているのがライコネン独特のドライビング・スタイルにあるというもののようだ。
それによればライコネンはカート時代からフロントタイヤのグリップに力点を置いていて、そこからステアリングホイールに伝わる感触によって必要なフィードバックを得ているというもの。
しかしフェラーリのマシンは言うまでもなくエースに君臨するアロンソの進言を優先して造られていて、とりわけ繊細なドライビングが特徴のライコネンには最後まで合わなかったというものだ。
ライコネンが今後自らのドライビング・スタイルを変更する可能性は小さく、自分に合ったマシンを手に入れることができるかに2015年の成績は掛かっているようだ。
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