アロンソ、ほんとはメルセデス・エンジンにこだわった
Gerard Lopez (C)Lotus F1 Team
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2016年まで2年を残す契約があるとされた前フェラーリ・チームのフェルナンド・アロンソ(33歳:スペイン)が来季のシートとして選んだのは、まだその戦闘力が未知数のマクラーレン・ホンダだった。
これについてロータス・チームのジェラール・ロペス/オーナーは、「アロンソがウチに来る可能性もあった」として、実際にアロンソ・サイドと交渉があったことを認めた。
これはフランスの有力紙『ル・モンド』が報じたもの。
その中でロペス氏は、「言うまでもなく今年のF1はメルセデス・エンジンが他を圧倒した。
タイトル獲得を求めて跳ね馬チームに行きながら5年もの間無為に過ごしているアロンソが、メルセデス・エンジンを欲しているのは当然のことだろう。
ただ本家メルセデスAMGには空席がない。
そこで来季メルセデス・エンジンを搭載することになるわれわれのチームも彼の選択肢の一つであったことは事実だよ。
もちろんわれわれは大歓迎だったが、しかし彼には彼としての目論見があったんだろう。
結果はご覧の通り、ということさ」と、語っている。
アロンソは2005年と2006年の2回、ロータス・チームの前身であるルノー・チームでタイトル獲得を果たしている。
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