ルカ・モンテツェモロ前社長、古巣フェラーリとの間に確執か
B.Ecclestone & L.Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
拡大します
かつてフィアット/フェラーリ・グループの総帥としてフェラーリF1チームをも率いたルカ・モンテツェモロ前社長だが、辞任後のポジションには微妙な空気が流れているようだ。
これはイタリアの有力紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたもので、それによればF1株式会社の筆頭株主である『CVCキャピタル』がグループの会長にモンテツェモロ氏を据えようとしたところ、古巣フェラーリの現社長であるセルジオ・マルキオンネ側から妨害があって実現しなかったというもの。
こうしたことから先のフェラーリ人事異動劇が、必ずしも円満に行われた訳ではないことを窺わせる。
またこうしたF1の舞台裏には必ずバーニー・エクレストン氏の影響力が働くが、本人は「私は関知していない」と、素知らぬ体を通しているとのことだ。
| 固定リンク
最近のコメント