フォース・インディア首脳、さらなるチーム数減少を警告
Robert Fernley C)Sahara Force India F1
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FIA(国際自動車連盟)が先に示した暫定の2015年F1エントリーリストには今年と同じく全11チームの参戦が謳われていたが、現実には状況はさらに厳しく、最悪の場合8チームに留まる可能性が伝えられている。
そうした懸念を訴えるのはフォース・インディア・チームで副代表を務めるボブ・ファーンリー氏で、「これまでもF1のコスト削減は叫び続けられてきたが何ら好転の兆しをみせてこなかった。
それどころか2014年にはパワーユニットを巡って大幅なレギュレーション変更を行ったため、これまで以上にF1チームは過大なコスト負担を強いられている状態だ。
今シーズンの終盤はついにマルシアやケータハムが消滅したが、私が心配しているのはそんな小規模のチームではなくもっと財政規模の大きい中堅チームのことだ。
これだけ危機を訴えているのに、しかし依然F1の上層部は他人事としか感じていないようだ」と、語っている。
ファーンリー氏はかねてF1分配金の再考を訴えているが、実際、来季はさらにロータス・チームの参戦まで黄信号が灯っているとされており、同氏の懸念は的を射たものと言えそうだ。
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