コスト削減図るエクレストン氏、旧エンジン規定復帰に本腰
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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先に英『PAスポーツ』が伝えたバーニー・エクレストン氏による「V型8気筒自然吸気エンジン復帰案」は、当初実現性の低い同氏の「繰り言」と捉えられていたが、存外真剣な提案であったようだ。
今度はドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもの。
その中でこのF1商業面のボス、今度は2016年シーズンを目途に再び同様の提案を行っているのだという。
それによればエクレストン氏が不満に思っているのは新しいパワーユニット変更による大幅なコスト増加だけでなく、ターボ・エンジン及びエネルギー回生システムの導入によるエクゾーストノートの魅力喪失があるとのこと。
「元に戻すことにより、エンジンはよりパワフルでバトルが面白いものに、また迫力あるサウンドでモーターレーシングの魅力が取り戻せる」と、今年84歳になった老師は相変わらず意気軒昂なところをみせているという。
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