L.モンテツェモロ(フェラーリ前社長)、古巣からの低評価に落胆
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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1973年のフェラーリ・チーム/マネージャーを皮切りに跳ね馬に関与。
1991年にはフェラーリ・チーム代表としてミハエル・シューマッハと共に黄金期を築き、2004年にはフィアット/フェラーリ・グループの総帥に登り詰めるなど自他共に許すフェラーリへの貢献者だが、辞任後まもなく伝えられる古巣からの低評価には落胆を隠せないようだ。
現在新たなフェラーリ・チーム代表の座に就いたマウリツィオ・アリバベーネ氏は、「旧体制が残した負の遺産を解消するのがまずわれわれの仕事で、残念ながらこの状況では来年に勝利することなどイメージできない」と、暗に過去のモンテツェモロ体制を批判したもの。
こうした評価に当のモンテカルロ氏は、「私はフェラーリを深く愛してきたし、それは今もこれからも変わらない。
だから何を言われても反論することはないよ」と、冷静なところをみせているというが、今後古巣からの支持が得られないと将来の青図面にも影響を及ぼしそうだ。
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