カルテンボーン/CEO(ザウバー)、「不振、フェラーリの責任じゃない」
Monisha Kaltenborn (C)Sauber Motorsport
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プライベート・チームながら幾多の栄光に輝いた名門の一つであるザウバー・チームだが、今季はチーム史上初となる無念のノーポイントでシーズンを終える結果となった。
これについて同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは、「不振はフェラーリ・エンジンの責任じゃない」と、潔いところをみせた。
「私たちのチームはF1で22年目のシーズンを戦いましたが、参戦以来初めてポイントを獲得することが出来ずに終えることとなりました。
外部の人は今年のフェラーリ・エンジンが戦闘力を欠いた原因と言ってくれますが、私はそうは思っていません。
エンジンの非力を責める前に、ウチのシャシーが他よりも劣っていたからです。
その結果、全体的なパッケージとしてスピードを欠いてしまったのです。
しかし私たちはもう2015年に向けて新しいスタートを切っています。
フェラーリから供給されるパワーユニットも大きく改善されている筈です。
それでもメルセデス・パワー勢とのギャップを一気に解消するのは難しいでしょうが……」と、このインド出身のオーストリア人は英専門誌に取材に答えた。
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