A.スーティル(前ザウバー)、WEC(世界耐久選手権)参戦も視野に
Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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今シーズン在籍したザウバー・チームとの契約更新がならず、来季F1参戦の目途が立っていないエイドリアン・スーティル(31歳:ドイツ)は、ポルシェ・チームの参戦でさらに盛り上がりをみせるWEC(世界耐久選手権)への参戦も視野に入れていることを明らかにした。
これについてスーティルは、「残念ながらいまのところF1で僕のシートを見つける目途は立ってていないのが事実だ。
でもモーターレーシングは別にF1が全てじゃない。
今はすべてをオープンにして広い目で自分の将来を考えているんだ。
他にも興味をそそらされるカテゴリーはたくさんあるし、中でもいま話題になっているWEC(世界耐久選手権)はその有力候補だね。
クルマは先進的で速いし、そのバトルは極めてコンペティティブなようだ。
実際、先輩ドライバーからはいい感想を聞かされているしね」と、転向に前向きであるところを英専門誌の取材に語っている。
なお2014年のWECはトヨタ・チームが総合優勝。
そしてドライバーズ・タイトルにはアンソニー・デビッドソン&セバスチャン・ブエミといういずれも元F1ドライバーが栄冠に輝いている。
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