レッドブル首脳泣き言、「V8エンジンのほうが良かった」
Renault『RS26』V8 Engine (C)Renault F1 UK
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昨季まで4年連続でタイトルを思うままにしたレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が、「昨年までのV8エンジンのほうが良かった」と、泣き言を入れている。
今年F1はこれまでの2.4リッターV型8気筒から1.6リッターV型6気筒ターボ・エンジン、さらに大幅なエネルギー回生システムを採り入れるなど大改革を行ったが、そこで表れたのはメルセデス・エンジン陣営の圧倒的優位というものだった。
「いまさら時代を戻そうと考えている訳ではないが、今年のシーズンをみればF1の魅力が損なわれてしまったのは事実だろう。
マシンのサウンドには魅力がないし、特定のチームだけが勝利するのを観客は歓迎していない」
いくらチャンピオン・チームが泣き叫ぼうと、いまさらF1が昨年までのレギュレーションに逆戻りすることなど考えられないが、それでもこぼさずにはいられないようだ。
その一方で燃費の著しい改善や新技術の開発など、F1は今年間違いなく進化を遂げている。
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