ハミルトン(メルセデス)、US-GP勝利で今季10勝目記録
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2日(日)、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台にUS-GP決勝レースが行われた。
オープニングラップ終了直前にペレス(フォース・インディア)がインを突いてライコネン(フェラーリ)に接触、さらにアウトにいたスーティル(ザウバー)と激突するアクシデント。
今季初のポイント獲得が期待されていたザウバー・チームだったが、いきなりかつてのメンバーにこれを打ち砕かれた様相。
この件についてはレース後の審議対象とされた。
またこれによりいきなりセーフティカーが導入。
レースは5周目に再開。
なおこの際のスピードオーバーでグティエレス(ザウバー)とベルニュ(トロ・ロッソ)に5秒加算のペナルティが科せられた。
18周目にはヒュルケンバーグがパワーを失ってストップ、フォース・インディアは2台共早々に戦列を去ることとなった。
53周目、ベルニュ(トロ・ロッソ)がグロージャン(ロータス)をオーバーテイクした際に接触しており、こちらもレース後の審議対象とされた。
結局レースは24周目にロズベルグをオーバーテイクしたハミルトン(メルセデス)がそのまま逃げ切って優勝。
イタリアGPから自身初となる5戦連続優勝で今季10勝目、通算32勝目を記録した。
2位には約4秒の差でロズベルグ。
しかしハミルトンとのポイント差はこれで24点にまで拡大する結果となった。
3位はリカルド(レッドブル)で、これで2戦連続表彰台は同じ顔ぶれに。
4-5位にウィリアムズのマッサ&ボタス、6位アロンソ(フェラーリ)、7位ベッテル(レッドブル)、8位マグヌッセン(マクラーレン)、9位ベルニュ(トロ・ロッソ)、10位マルドナド(ロータス)でここまでが入賞。
以下、11位グロージャン(ロータス)、12位バトン(マクラーレン)、13位ライコネン(フェラーリ)、14位グティエレス(ザウバー)、15位クビアト(トロ・ロッソ)。
リタイヤはヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、ペレス(フォース・インディア)、そしてスーティル(ザウバー)の3台で、ザウバー・チーム悲願の今季初ポイント獲得は今回もならなかった。
なおこのレースではペナルティが複数あり、レースの正式結果はこれと一部異なることになる。
US-GP:決勝レースの結果はこちら。
US-GPの画像はこちら。
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