来季も「シーズン中のエンジン凍結」でレッドブル悲観的
Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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今シーズン、明らかに搭載するパワーユニットによる優位がチャンピオンシップにみられたが、来季もシーズン中のエンジン開発が凍結されることで、タイトルを逸したレッドブル・レーシングは悲観的な見方だ。
これはレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が示したもので、その中でこのイギリス人は、「現在のようなエンジン・レギュレーションでは、シーズンが始まってからいくらチームやドライバーが努力したところで叶わない。
今年でいえばメルセデス・エンジン搭載チームが優位に立って、もうルノーやフェラーリ搭載チームには勝ち目はないんだ。
つまりシーズン前にもうその1年間の成績が決まってしまう有り様だ。
こんなことを繰り返していたら、F1は衰退していくばかりだよ」と、嘆く。
しかしこれに対して王者に就いたメルセデスAMGチームでは、「シーズン中にも開発が続けられるとなれば、またF1コストは青天井になって元の木阿弥に戻ってしまう」と、牽制している。
F1のコスト削減は誰しもがその必要性を認めるものの、勝ち負けが直接絡むだけに全チームが合意するのは容易ではない。
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