エクレストン氏の「最終戦Wポイント方式」はご破算
Podium (C)Mercedes Motorsports
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表肝煎りで導入された「最終戦Wポイント方式」だが、本人自らこれを今季限りで廃止する意向をみせている。
初めて導入された今年の場合、チャンピオンシップでトップに立つハミルトン(メルセデス)は通算10回の優勝を記録、ポイントを334まで積み上げている。
優勝5回で2位のロズベルグとは17ポイントの差を付けているが、しかしこれは最終戦の1戦だけでタイトルの行方は左右されてしまうことになる。
二人が所属するメルセデスAMGチームでは、「もしもイージーなミスなどしたら大変」と、スタッフらは戦々恐々となっているという。
エクレストン氏は当初ラスト3戦をポイント2倍にする案を示していたが、いまこうした案を支持する関係者は皆無といっていい状態。
本人も最近は口にしなくなっていて、おそらく来年は通常のポイント・システムに戻されることだろう。
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