ベッテル&リカルド(レッドブル)、車両違反で予選タイム剥奪
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技委員)は、22日(土)行われたアブダビGP公式予選後の車両検査で、レギュレーション違反があったとしてレッドブル・レーシングの2台(カーナンバー1と3)についてすべての予選タイムを無効とする処分を明らかにした。
これは昨日公式予選に出走した『RB10』のフロントウィングに、規定以上の「たわみ」のあることが確認されたもの。
車検でこの事実を確認したFIAの技術責任者であるジョー・バウアー氏がレーススチュワードに報告。
スチュワードはチーム側の責任者を交えて協議した結果、不当なアドバンテージを得る効果があったとして上記処分を決めたという。
チーム側はこの件について異議を唱えることはなく受け入れたため、23日(日)行われる決勝レースではセバスチャン・ベッテル(予選6位)、ダニエル・リカルド(予選5位)共にグリッド最後尾からのスタートとなる。
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