たわむフロントウィング、ウィリアムズ「ウチのは合法」
Rob Smedley (C)Williams F1
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F1に限らず、モータースポーツの分野ではレギュレーション解釈の「ギリギリまで攻めて」他チームより前に出ようとするのが常だ。
そして限界を超えた者が叩かれる訳で、アブダビGPの公式予選後に失格とされたレッドブル・レーシングはその一例に過ぎない。
実際、同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「他チームも同様のことをしていて、ウチだけが不法行為をしていたとは思わない」と言及。
その例として今季急速に戦闘力を上げたウィリアムズ・チームの『FW36』のフロントウィングを示唆している。
しかしこれを伝え聞いたウィリアムズ・チームのロブ・スメドリー/エンジニアリング責任者は、「われわれの名前を出してくれて光栄に思うよ。
これはそれだけウチのマシンの技術力の高さを評価してくれたものだと思うからね。
ただ残念ながら『FW36』は違法なものではない。
FIA(国際自動車連盟)のインスペクター(検査員)が繰り返しテストをした上で合法と判断したんだ。
どこのチームも攻めているというのは真実だと思うが、その限界はわきまえなくては、ね」と、余裕の表情をみせた。
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