ニキ・ラウダ氏、「クラッシュでタイトル結着の可能性もある」
Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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F1はいよいよ2014年シーズンのドライバーズ・タイトルに結着をつけるアブダビGP決勝レースを迎えるが、これについて可能性を残した二人を抱えるメルセデス・モータースポーツのニキ・ラウダ/CEOが意味深な発言をして注目されている。
メルセデスAMGチームでは例えタイトルが掛かってもドライバーには対等に、また自由なバトルを許していると広言しているが、これが互いの接触、アクシデントによるリタイヤを誘発する可能性があるとしたもの。
実際、第12戦のベルギーGPでは両者の接触により優勝を逸し、ハミルトンはリタイヤを余儀なくされている。
ラウダ氏はドライバーの心理として、今回のレースには非情なリスクが伴うと予言したが、1970-80年代に掛けて壮絶なチーム内バトルの結果3回のF1チャンピオンに輝いたこのオーストリア人の言葉だけに重みがある。
ちなみに二人共がリタイヤということになれば、現在チャンピオンシップで優位に立っているハミルトンが自身2度目の王者ということになる。
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