ニコ・ロズベルグ(メルセデス)、ブラジルGPでポールTOウィン
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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9日(日)、今季第18戦目となるブラジルGP決勝レースが行われた。
雨の心配もあったがスタート時の天候は曇り、路面はドライコンディションで気温は23度、路面温度は45度、タイヤはミディアムとソフトという組み合わせとなっている。
予選14番手のクビアト(トロ・ロッソ)は前戦消化し切れなかった残りのペナルティにより17番グリッドへ、またペレスもペナルティにより7番降格のペナルティを受けているが17番グリッドのため最後尾の18番へと実質一つ後退するだけとなっている。
レースはポールからスタートしたロズベルグ(メルセデス)がそのままの順位をキープ。
早いクルマは5周目にもうタイヤ交換に入ったが、そんな中地元のマッサ(ウィリアムズ)がピットレーン速度違反で5秒のストップ&ゴー・ペナルティを喫した。
イタリアから続く連勝を期すハミルトン(メルセデス)はその差1.4秒までチームメイトを追い詰めたものの結局ロズベルグは最後までそのポジションを譲らずこの大事な1戦でポールTOウィンを決めた。
ロズベルグの優勝は第10戦のドイツGP以来で今季5勝目、自身通算8回目となった。
ロズベルグは今回の優勝で25ポイントを追加、トータル292から317としたが、ハミルトンも2位に入ったためこちらは316から334へと18ポイントを追加、その差はまだ17ポイント。
最終戦はポイントが2バイトなっていてまだまったくチャンピオンシップの行方は予断を許さない状況だ。
以下3位地元のマッサ(ウィリアムズ)、4位バトン(マクラーレン)、5位ベッテル(レッドブル)、6-7位フェラーリのアロンソ&ライコネン、8位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9位マグヌッセン(マクラーレン)、10位ボタス(ウィリアムズ)でここまでが入賞。
以下、11位クビアト(トロ・ロッソ)、12位マルドナド(ロータス)、13位ベルニュ(トロ・ロッソ)、14位グティエレス(ザウバー)、15位ペレス(フォース・インディア)、16位スーティル(ザウバー)。
リタイヤはグロージャン(ロータス)とリカルド(レッドブル:サスペンショントラブル)の2台だがグロージャンのほうは完走扱いとなっている。
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