アリス・パウエル嬢、ケータハムからアブダビGP出走を窺う
Alice Powell (C)GP3 Series Media
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資金難からシーズン半ばにしてチーム身売りという羽目に追い込まれたケータハムF1では、バーニー・エクレストン氏との「約束」を守るため、目下最終戦アブダビGPでの復活を目指しインターネット上で募金を募るなど資金集めに没頭している。
そこで急浮上してきたのがイギリスの女性ドライバー、アリス・パウエル嬢の名前。
2010年に女性で初のBARCフォーミュラ・ルノーでチャンピオンに輝いたあとF1傘下の『GP3シリーズ』に参戦する、英国期待のドライバーだ。
今回、祖父のジム・フレーザーさんが3万5千ポンド(約640万円)を用意、チームの管財人にアブダビGPのフリー走行でパウエル嬢にドライブするチャンスを与えるよう要請したのだとか。
男社会であるF1ドライバーの世界に女性ドライバーが現れれば注目を集めるのは必至だが、これについての管財人側の見解はまだ伝えられていない。
パウエル嬢本人は、「(母国の英雄)ハミルトンと同じステージで走れるなら最高」と、すでにモチベーションをヒートアップさせているらしい。
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