FIA、ブラジルGPで改良版・強制減速システムをテスト
Mercedes AMG F1 Safetycar (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は先の日本GPで起きたビアンキ(マルシア)のアクシデントを受け、イエローコーション時にドライバーの操作で減速するのではなく、コントロールタワーから各マシンのECU(エンジン・コントロール・ユニット)を通じ強制的にスピードダウンさせる方式をトライしている。
前戦US-GPのフリー走行でもテストがされたが、今回さらに改良版をブラジルGPでテストするとのことだ。
現在コントロールタワーではコースにおける各マシンの15m毎の位置を把握しているということで、これにより算出されるそれぞれの速度から違反を判定するとしている。
ただこれまでは50mの区間で速度を判定していたものを、ドライバーから不満の声があるため今回は200mに拡大してテストする方針という。
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