グロージャン(ロータス)、6基目パワーユニット投入でペナルティ
R.Grosjean & A.Komatsu (C)Lotus F1 Team
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ロータス・チームのロマン・グロージャンにとって、日曜日のアブダビGP決勝レースは厳しいものになりそうだ。
というのも同選手のマシンは今回6基目のパワーユニットを投入。
レギュレーションではエンジン本体やターボチャージャー、そしてERS(エネルギー回生システム)について5基目を超えると一つについてグリッド10番降格ペナルティ、他のエレメントも6基目に交換すればさらに5グリッド番降格ということになる。
グロージャンの場合は合わせてなんとグリッド20番降格ペナルティということになる。
もちろんこの1戦ですべてこれをクリア(?)できないとみられるが、その場合通常であれば次戦に繰り越す筈。
しかし今回は最終戦であるため事実上持ち越すことができないのでFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワードはレース中のタイムペナルティに置き換えて科す方針とみられる。
実際の加算タイムはどれだけのグリッドが残るかによるが、いずれにしてもグロージャンにとっては厳しいレースになるのは明白だ。
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