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2014/11/03

ハミルトンとロズベルグ、同一の2ストップ戦略でワンツーフィニッシュ (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2014 アメリカグランプリ 決勝
・ベッテル、斬新なタイヤ戦略でピットレーンスタートから7位を獲得
・幅広い戦略が展開

2014年11月2日、オースティン
2番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、2ストップ戦略でアメリカグランプリを制し、2014年のドライバーズタイトル争いは、ハミルトンとチームメイトのニコ・ロズベルグの2人に絞られました。ハミルトンは通算32勝目を挙げたことによって、フェルナンド・アロンソと並んで歴代5位となり、Formula Oneで最多勝利を挙げたイギリス人ドライバーとなりました。

ソフトタイヤでスタートしたハミルトンは、その後の2つのスティントをミディアムタイヤで走行し、同じ戦略を採ったロズベルグに4秒差をつけて優勝しました。ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)を除く全ドライバーがソフトタイヤでスタートしました。ピットレーンからのスタートとなったベッテルは、この異なる戦略に望みを託しました。

ウィリアムズの両ドライバーは、メルセデス勢とは異なる2ストップ戦略を採り、レース序盤でのスピードを最大限にするために最初の2スティントをソフトタイヤで走行し、最終スティントをミディアムで走行しました。レッドブルのダニエル・リカルドは、直接のライバルたちよりも早めにピットストップを行う戦略(アンダーカット)を最大限に活用し、インラップとアウトラップをハードにプッシュしてFormula One通算8回目の表彰台を獲得しました。フェラーリのフェルナンド・アロンソは、10位入賞者中でただ一人、ソフト-ミディアム-ソフトと繋ぐ戦略を採りました。

オープニングラップでセーフティーカーが導入され、マクラーレンの両ドライバーを含む多くのドライバーがピットストップを行い、彼らの戦略は変更されました。セーフティーカー導入周回中にソフトタイヤで1周のみを走行したベッテルの戦略は最も興味深いものでした。この段階でタイヤ交換義務を果たしたベッテルは、理論上、残りの周回をノンストップで走行することが可能となりましたが、最終的には合計4回のストップを行い、ポイント圏内の7位でフィニッシュしました。

ピレリジャパン・プレスリリース

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「上位から下位まで、いくつかの大接戦があり、ここアメリカの観衆の前で素晴らしいレースが展開されました。デグラデーションとグリップに関しての適正なタイヤ選択によって、幅広い戦略と終始にわたるエンターテインメントが提供できました。昨日よりも暖かくなったことで性能面での変化が見られ、それが早めのピットストップにつながったようです。ルイス・ハミルトンは、タイヤを完璧に活用し、最も重要な局面で強力なチームメイトに対してアドバンテージを築きました。ドライバーズ選手権タイトルを手中にしたメルセデスを祝福したいと思います。あとは、どちらのドライバーがチャンピオンに輝くのかを待つのみですね」

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Truth-O-Meter:
56周で争われる決勝について、3ストップが理論的に最速と予測しましたが、トラフィックによって2ストップが主流となることも述べていました。理論的な最速戦略は、ソフトでスタートし、12周でソフトへ、25周でソフトへ、38周でミディアムへ交換する戦略でした。最速の2ストップ戦略は、ソフトでスタートし、14周でミディアムへ、35周でミディアムへ交換する戦略でした。セーフティーカー導入によって第1スティントの周回数が影響を受けた中、ハミルトンは16周目と33周目にピットストップを行い、我々が予測した2ストップ戦略と非常に近い戦略を採りました。

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