鈴鹿サーキットの見解、「不運な出来事だった」
2014 Scene (C)Sauber Motorsport
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今回日本GPで起きたビアンキ(マルシア)の事故について、開催地である鈴鹿サーキットの宮崎昌道/広報担当は次のような見解を明らかにした。
「(その直前に起きた)スーティル(ザウバー)のアクシデントのあと、コースマーシャルによりすぐさま『ダブル・イエロー・フラッグ』(大幅な減速、車線変更、停止の用意)が振られていました。
これによってドライバーはすぐに停止できるようなスピードまで減速しなければなりません。
しかし、残念ながらビアンキのマシンは現場でアクアプレーニングに乗り、速度を落とすことなく事故現場の作業車に衝突してしまいました。
不運な出来事でした」
一部に鈴鹿サーキットも含めてレース実施についての非難が聞かれるが、F1でサーキット側にそうした権限がないのは明らか。
またこの見解では控え目な言い方だが、結果的に重要な危険を知らせる『ダブル・イエロー・フラッグ』を無視した形となったドライバー自身の責は免れないだろう。
ビアンキのマシンはクレーン車の下に戻り込むような形になったため、鋼鉄がヘルメットを直撃したようだ。
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