« 家族発表、「ビアンキは『びまん性軸索損傷』」 | トップページ | マックス・モズレー氏(前FIA会長)はレース関係者の判断尊重 »

2014/10/08

鈴鹿サーキットの見解、「不運な出来事だった」

2014 Scene (C)Sauber Motorsport
拡大します
今回日本GPで起きたビアンキ(マルシア)の事故について、開催地である鈴鹿サーキットの宮崎昌道/広報担当は次のような見解を明らかにした。

「(その直前に起きた)スーティル(ザウバー)のアクシデントのあと、コースマーシャルによりすぐさま『ダブル・イエロー・フラッグ』(大幅な減速、車線変更、停止の用意)が振られていました。
これによってドライバーはすぐに停止できるようなスピードまで減速しなければなりません。
しかし、残念ながらビアンキのマシンは現場でアクアプレーニングに乗り、速度を落とすことなく事故現場の作業車に衝突してしまいました。
不運な出来事でした」

一部に鈴鹿サーキットも含めてレース実施についての非難が聞かれるが、F1でサーキット側にそうした権限がないのは明らか。
またこの見解では控え目な言い方だが、結果的に重要な危険を知らせる『ダブル・イエロー・フラッグ』を無視した形となったドライバー自身の責は免れないだろう。

ビアンキのマシンはクレーン車の下に戻り込むような形になったため、鋼鉄がヘルメットを直撃したようだ。

|

« 家族発表、「ビアンキは『びまん性軸索損傷』」 | トップページ | マックス・モズレー氏(前FIA会長)はレース関係者の判断尊重 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鈴鹿サーキットの見解、「不運な出来事だった」:

« 家族発表、「ビアンキは『びまん性軸索損傷』」 | トップページ | マックス・モズレー氏(前FIA会長)はレース関係者の判断尊重 »