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2014/10/29

ビアンキの事故、ブレーキ・バイ・ワイヤに疑いの目

Jules Bianchi (C)Marussia F1 Team
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先の日本GP決勝レースで起きたジュール・ビアンキ(マルシア)のアクシデントについて調査しているFIA(国際自動車連盟)の事故調査委員会は、いわゆる『ブレーキ・バイ・ワイヤ・システム』にも疑いの目を向けていることを明かした。

今シーズン、大きくマシン・レギュレーションが変更されたF1はパワーユニットだけでなくERS(エネルギー回生システム)を用いた制動システムにも新たな技術が導入されている。
ブレーキ・バイ・ワイヤ・システムは減速時に蓄えたエネルギーをブレーキング時にも活用するため、電気信号を用いてブレーキをコントロールするもの。
各チーム共に初の試みである上に、マルシアなど非力な下位チームにとってはまだ十分な開発がなされていないとの指摘もある。

今回のビアンキのアクシデントでは、このシステムにトラブルがあった場合も原因として考えられるということだが、まだその詳細は明らかでない。

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