ルノー陣営、終盤のエンジン・ペナルティを覚悟
Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
拡大します
トロ・ロッソのダニール・クビアト(20歳:ロシア)は先のシンガポールGPで今季通算6基目となるエンジンを使用、レギュレーションにより予選グリッド10番降格のペナルティを受けたが、同陣営にパワーユニットを供給するルノー・スポールでは「今後さらにペナルティを受けるマシンが続く」と、警戒感を顕わにしている。
これは同スポールのレミ・タフィン/トラック・エンジニアリング責任者が明らかにしたもの。
それによればこれまでの経緯から6基目の投入を余儀なくされるマシンはこれからも続くとみられるが、シーズン当初に比べてエンジンの信頼性は高まっているので影響は最小限に留められるとしている。
しかしチャンピオンシップを争う上で予選グリッド10番降格のペナルティはあまりに重く、これまで以上にライバルとの差は開きそうだ。
なお今年のレギュレーションではパワーユニット交換の場合のペナルティは単純でなく、6つに分けられたコンポーネンツにより一度目は10番降格、加えて他のコンポーネンツ交換なら5番降格、しかし7基目となると再び10番降格という複雑なものになっている。
| 固定リンク
最近のコメント