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2014/10/08

家族発表、「ビアンキは『びまん性軸索損傷』」

Mie General hospital
日本GP決勝日で深刻な事故に見舞われたマルシアF1チームのジュール・ビアンキは、依然四日市市にある三重総合医療センターのICU(集中治療室)に入院しているが、母国フランスからは両親が来日、息子の容態を見守った。

その後マルシアF1チームは両親の意向を受けて現在の容態を次のように明らかにしている。

それによれば症名は交通事故の高次脳機能障害である『びまん性軸索損傷』というもの。
専門家によれば、重度であった場合残念ながら生命を維持しても生存者の約90%は意識不明のままであり、意識が回復した10%の人々も障害を抱えるケースが多いということだ。

両親は「私たち家族にとってこの状況はほんとうに苦しい時間ですが、世界中から届く息子への応援メッセージや愛情に満ちた言葉に勇気づけられます。
家族にとって大きな慰めになっており、心から感謝します」とのメッセージを明らかにした。

またフランスからはこの筋の権威であるジェラール・サイヤン博士が到着。
さらにビアンキをサポートするフェラーリ・チームもイタリアから有名教授を招聘したということだ。

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