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2014/10/13

メルセデス、ピレリとともに初のコンストラクターズ選手権タイトルを獲得

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorsport
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2014 ロシアグランプリ 決勝
・ニコ・ロズベルグ、51周走行したタイヤで自己ベストタイムを記録
・多彩な戦略が採られた中、1ストップが主流

2014年10月12日、ソチ
初開催のロシアグランプリで、ルイス・ハミルトンが優勝し、ニコ・ロズベルグが2位を獲得したことによって、メルセデスは、ピレリとともに初のコンストラクターズ選手権タイトルを獲得しました。1954年シーズンにファン・マヌエル・ファンジオがドライバーズ選手権タイトルを獲得した際は、メルセデスとピレリタイヤを装着したマセラティの両マシンが使用されました。しかし、今回、メルセデスは、コンストラクターズ選手権が創設された1958年以来初めて、単独でそのタイトルを獲得しました。

決勝で注目すべきは、ハミルトンのポール・トゥー・ウィンもさることながら、ロズベルグのパフォーマンスでした。ロズベルグは、スタート直後にタイヤをロックアップさせてフラットスポットを生じさせ、オープニングラップでP Zeroイエロー・ソフトからP Zeroホワイト・ミディアムタイヤへ交換しました。ピットストップから20位でコースに戻ったロズベルグは、その後、1セットのタイヤで52周(距離にして300km超)を走行し、ファイナルラップの1周前である52周目に自己ベストタイムを記録しました。

ザウバーのエイドリアン・スーティルは、スタート時に装着したソフトタイヤで40周を走行しました。このことからも、ソチにおける摩耗とデグラデーションのレベルが非常に低いことが示されました。

大半のドライバーがソフトタイヤでスタートした中、ミディアムタイヤでスタートした最上位グリッドのドライバーは、12番グリッドからスタートしたフォース・インディアのセルジオ・ペレスでした。ペレスは、スタート時に装着したタイヤで23周を走行後、スピードのあるソフトタイヤへ交換し、レース終盤に順位を上げて10位でフィニッシュしました。ペレスとのバトルを展開したウィリアムズのフェリペ・マッサは、18番グリッドからスタートして、2ストッパーでは最上位となる11位でフィニッシュしました。

ピレリジャパン・プレスリリース

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「ソチの新設トラックでの摩耗とデグラデーションのレベルは非常に低く、大半のドライバーが1ストップ戦略を活用しました。そして、ニコ・ロズベルグは、1セットのタイヤで52周を走行して2位を獲得しました。初のコンストラクターズ選手権タイトルを獲得したメルセデスを祝福します。引き続き、ドライバーズタイトル争いが楽しみです。ここロシアでのグランプリは、非常に良くオーガナイズされ、我々はこの素晴らしい開催地で熱烈な歓迎を受けました」

Truth-O-Meter:
53周で争われる決勝についての我々の予測は、ソフトでスタートし、34周でミディアムへ交換する1ストップ戦略でした。ハミルトンは、それに非常に近い戦略を採り、30周でソフトからミディアムへ交換するピットストップを行いました。

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