日本GPフリー走行2回目、トラブルやクラッシュ続出
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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日本GPは3日(金)午後、フリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ、もちろん路面はドライコンディション。
気温は29度ながら、路面温度はすでに44度まで上昇しているとのことだ。
午前のセッションでマシンを譲ったエリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)と小林可夢偉(ケータハム)はいずれも本来のシートに戻っている。
なお、ベルニュのマシンはマックス・フェルスタッペンが走行中エンジントラブルに見舞われたため、ニュー・エンジンでレースに臨むことになるかも知れない。
セッション開始わずか7分というところで期待の小林可夢偉がデフ関係のトラブルかS字で突然マシンコントロールを失ってコースアウト、ガードレールにクラッシュ。
約7分後、すぐ近くで今度はベルニュのマシンがマシントラブルでストップ。
いずれも午後からの走行で距離を稼ぎたい二人を不運が襲った。
さらに数分後、リカルド(レッドブル)が最終コーナーの立ち上がりでやはり突然マシンコントロールを失ってウォールにクラッシュするアクシデントに見舞われた。
このリカルド(レッドブル)のマシン回収にクレーン車を入れるため、いったんセッションは赤旗中断とされた。(約5分で解除)
しかし続いて今度はスプーンの入口でグティエレス(ザウバー)がコースアウト、クラッシュが相次いだ。
セッション終了間際には再びベルニュのマシンが電気系トラブルか裏のストレートでストップ。
コース上にマシンを止めたため赤旗中断となり、そのままセッションは終了となった。
今回トップタイムをマークしたのはメルセデスAMGのルイス・ハミルトンで1'35.078を記録。
チームメイトのロズベルグが0.240秒の差で続いた。
3番手はボタス(ウィリアムズ)、4番手バトン(マクラーレン)、5-6番手フェラーリのライコネン&アロンソ、8番手マグヌッセン(マクラーレン)、9番手クビアト(トロ・ロッソ)、10番手はリカルド(レッドブル)となった。
ケータハムはエリクソンが19番手になり、ここでもマルシア勢を抑えてみせた。
わずか3ラップのみの走行となった小林可夢偉(ケータハム)は最下位の22番手、明日の巻き返しに望みを託すこととなった。
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