インテルラゴス、巨額改修でブラジルGP開催維持へ
Interlagos Circuit (C)Mercedes Motorsports
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施設の老朽化から、現代のF1スタンダードに合致しないとしてカレンダーからの脱落も示唆されたブラジルGPの開催地インテルラゴス・サーキットだが、地元サンパウロ市は巨額費用を掛けた施設改修により生き延びさせようとしていることがわかった。
それによれば改修費用は総額6千5百万ドル(約70億円)という巨額なもの。
サンパウロ市によればその第一弾として来月のグランプリを前にバンピーだったコースのアスファルト舗装を全面的に張り直したという。
同市市によれば、2015年はさらにピットガレージやパドック複合施設についてもすべて完全に新しいものに作り替えるとしている。
1973年からこの地インテルラゴスでスタートしたブラジルGPは、一時リオデジャネイロにそのポジションを奪われたが、1990年からは再び今年まで連続開催。
しかしFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は世界中で新規開催地を模索していて、歴史あるブラジルGPもお隣ブエノスアイレス(アルゼンチン)にその位置を脅かされるなど決して安泰ではない。
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