日本GP、荒天でのレースに非難の声も
2014 Scene (C)Mercedes Motorsports
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ジュール・ビアンキ(マルシア)の事故を受け、あの荒天の中レースを予定通り開催したことに対してこれを非難する指摘もされている。
声を挙げたのは、いわば「身内の存在」とも言えるドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)をこれまで何度も務めてきたデレック・ワーウィック氏。
元アロウズ等のF1ドライバーであるワーウィック氏は、「当時台風の接近が予報されていて、あんな悪天候になるのはわかっていた。
そしてもしレースが赤旗中断にでもなれば、夕闇が迫って明るさが足りなくなることも、ね。
そうしたことが事故の遠因になったことは間違いない。
だからレースの開始時間を繰り上げるべきだったのに、それをしなかった。
4時間早めていれば豪雨にもならなかったし暗くなることもなかった筈。
責任は(レースディレクターである)チャーリー・ホワイティングやFIA(国際自動車連盟)、バーニー率いるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)、それにプロモーターやサーキット運営者らにある」と、指摘している。
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