FIA、米GPで「イエローコーション・システム」実車テストも
FIA
日本GPで起きたジュール・ビアンキ(マルシア)のアクシデントを重要視したFIA(国際自動車連盟)は、今回のような「ダブル・イエロー・フラッグ」の場合、強制的に各マシンの速度を低減させるシステムの提言を行っているが、早ければ次戦アメリカGP(ユナイテッドステーツGP)のフリー走行で実車テストを行う方針を明らかにした。
ダブル・イエロー・フラッグの場合、「大幅な減速、車線変更、停止の用意」をするよう定められているが、今回ビアンキのマシンはアクアプレーニングのためか速度を低下することなく現場に突っ込んだとみられている。
FIAによれば現在供給されている「標準ECU(エンジン・コントロール・ユニット)」を使い、コントロールタワーの指示により自動的にマシンの速度を低下させようというもの。
なおテストは正規の走行時間内ではなく、別途特別セッションを設けて行うことも予想される。
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