マックス・モズレー氏(前FIA会長)はレース関係者の判断尊重
Max Mosley (C)RedBull Racing
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ビアンキ(マルシア)の深刻な事故を受け、悪天候が予想された中でのレース実施に否定的な意見も聞かれるが、前FIA(国際自動車連盟)会長のマックス・モズレー氏から、「すべては順当な判断のもと行われた」との見解が示された。
「今回鈴鹿サーキットで起きてしまったことはモーターレーシング界にとってとても不幸なことだった。
しかしイベントに携わった人たちはそれぞれの立場でみな適切な仕事をしたと思っている。
レース時間を早めていれば、という意見もあるようだが、口で言うのは簡単、実際に時間を変更するというのはその調整がとても難しいことなんだ。
それに数時間早めればすべてがうまくいったという保証もない。
誰かを責めることは不適切なことだよ」
現役当時はその強権ぶりにいろいろ批判もあったモズレー前会長だが、2009年に引退してからはさすがに「丸くなった」か。
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