「逸材」マックス・フェルスタッペン、「F1に馴染めた」
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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そのまだ16歳という若さで話題を呼ぶトロ・ロッソのマックス・フェルスタッペン(オランダ)だが、初めての公式グランプリ・セッション出走にも物怖じすることなく勤め上げてみせた。
「今日のセッション参加の目的はタイムを出したりすることではなく、僕がF1に馴染むということだったけど、その意味では十分に目的が達成できたと思っているよ。
とりわけこの鈴鹿のような難しいコースでは無理は禁物だから慎重ににいかない、とね。
F1はこれまで僕が乗っていたF3に比べ、とにかくパワーが凄かった。
少しずつマシンを理解し、スピードを上げていったんだ。
今回の貴重な機会を与えてくれたチームにはほんと感謝しているけれど、できれば残りのレースでもまた走ってみたいな」
この若者がこの日示したパフォーマンスについて同チームのフィル・チャールズ/チーフ・レースエンジニアは、「彼は年令に似合わずとても落ち着いて予定のプログラムをしっかりと消化していったね。
タイムは求めていなかったけれど、あれだけの時間であのタイム(12番手)には驚かされた。
残念ながら最後はマシントラブルで終えてしまったけれど、そのときだって彼は沈着冷静だったよ」と、その素質を讃えた。
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