ケータハムF1、次戦新パーツ投入もドライバーは未定
Roberto Merhi (C)Caterham F1 Team
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日本・ロシアという今回のフライアウェイ(遠征)を前にイギリスの高等法院によりチームの財産の一部を差し押さえられたケータハムは、スペアパーツの準備にも支障が生じ、実際問題小林可夢偉のマシンは僚友エリクソンとは異なり旧型のフロントノーズ、そして重要部品の予備を欠いたままという苦境を強いられた。
資金難も相変わらずということで次戦アメリカ(オースティン)への遠征も危ぶまれたが、いまのところ予定通りとのこと。
また今回間に合わなかった10号車への最新パーツも整うとのことだが、しかしドライバー・ラインナップについては依然不明確なままになっている。
第12戦のベルギーGPで突然シートをロッテラーに譲る羽目になった小林可夢偉は、その後参戦を続けているとはいえ毎回1戦ごとの招集、そして金曜日のフリー走行1回目は必ずガレージでの待機を余儀なくされるというのが常態化している。
そしてチームが力を入れるロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)はもう1回のフリー走行出走でスーパーライセンスの受給資格をゲットするということで、そうなればさらに小林可夢偉のシートは危ういことになりそうだ。
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